まんが王国で先行配信中、坂井恵理先生の漫画「シジュウカラ」（しじゅうから）10話のネタバレと感想を紹介します。
【漫画家でした、今までは。女でしょうか、私は今でも。】キャリア20年の売れない漫画家・綿貫忍(39)は、義父の死をきっかけに、家族で夫の実家に引っ越してきた。これを機に、筆を折る決意を固めていた忍だったが、過去の作品が電子書籍でヒットしたことを受け、新作を描くことに。そこでアシスタントを募集したところ、応募してきたのは橘千秋という、22歳の美しい青年で…。実力派の作者が描く、40歳からの恋と仕事と愛と夢――！
以下、ネタバレ内容を含みます。
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シジュウカラ10話ネタバレ
「沼に沈む」
夫と寝室を別にすることを決めた忍はロフトベッドを購入しました。
「お父さんのいびきが最近うるさい」と悠太に嘘を付き、忍はベッドを仕事部屋に組み立てます。
部屋を整頓する様子を見ている夫は、なにか言いたげですが浮気していたことの後ろめたさからか何も言いません。
その日の夜、忍は夫と離れ久々に一人で眠れることを嬉しく思うのでした。
次の日、忍は買い物に出かけていました。その途中でセイラと会います。
先日のことを改めて謝りたかったというセイラ。
セイラは忍が千秋の「客」なのではないかと勘違いしたと言います。
高校の頃、千秋がおばさんを相手にひどいことをしていたと話すセイラ。セイラの暴露話に忍は動揺してしまいます。
どうして自分にそんなことを言うのかと考えると、それは千秋のことが大好きなセイラなりの牽制のつもりのようでした。
好きという気持ちを隠そうともしないセイラをうらやましく思いながらも、忍は「それは橘くんにとって他の人に知られたくないことじゃないのか」「軽々しくセイラがばらしていいことではない」というのでした。
セイラの話に動揺した忍は、買い物をするのも忘れて家に帰ってしまいます。本当は根掘り葉掘り聞きたかったものの、大人の意地で聞かなかったのでした。
次の日、模様替えをした忍の仕事部屋に千秋がやってきます。
ロフトベッドを見て、「先生にせまっていたころ、部屋にこのベッドがあったらやばかったですね」という千秋に忍は「私のこと客だと思って我慢して頑張ってたの？」と問います。
割のいいバイトだったと答える千秋にそんなことしてる暇があれば漫画を描けばよかったのにという忍。
「橘くんもそうしてたらとっくにデビューできてたんじゃないの？」と嫌味を言ってしまいます。その後、２人は気まずいまま仕事を終えました。
千秋が帰った後、忍は自己嫌悪に陥ります。
セイラに大人ぶって説教したものの、セイラが自分にしたのと同じような意地悪を千秋にしてしまったと反省する忍。
意地悪してしまったのは、自分にした以上のことを客だった女にしているのかと思うと嫉妬心が芽生えてしまったからでした。
改めて千秋のことを好きだと自覚した忍。
醜く暗い感情を恋と呼んでもいいのかと悩むのでした。
＞＞シジュウカラ11話ネタバレに続く
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シジュウカラ10話感想
セイラに千秋の過去を聞かされてショックを受けるも、忍は客にまで嫉妬心を抱いているようです。
八つ当たりに千秋に酷いことを言って自己嫌悪に陥ってしまいました。
ついに千秋への恋心を自覚してしまった忍はまた千秋をアシスタントに呼ぶのでしょうか。
セイラみたいに好きなら好きとぶつかることができればいいけれど、忍には夫も子供もいるしなかなか難しいですよね。
「客」としてでもいいから千秋に愛されたいと思ってしまうのでしょうか。もっと忍も自分に自信を持ってほしいです。
まとめ
「シジュウカラ」10話のネタバレについて紹介しました。
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