裏サンデーで連載されていた永井三郎先生の漫画「センコウガール」。
今回は13話のネタバレを紹介します。
隼子も不登校に追いやった民子の、最後の標的は全てに無関心な田辺曜子（たなべようこ）。他2人と同様、民子にナイフを突きつけられるも、曜子は拒絶せず……「私、わかんないんだ。自分が生きたいのかとか。だからいつも何かを食べて、誤魔化すの」一方、民子の家の庭の異臭は、警察の知るところとなり……
以下、ネタバレ内容を含みます。
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センコウガール13話ネタバレ
民子に手を握られ、「あんたが欲しいよ」と言われると曜子は手を離します。
そして曜子は「帰る」とスタスタ民子のもとを去ろうとしてしまいます。
「やっと見つけたのに」と追いかけようとする民子に、意味わかんないと言う曜子。
イミ？イミなんて簡単だよ。
私はいっぱいで溢れそうで
で、あんたはからっぽ。だからピッタリ！
目を輝かせて民子は答えるものの、曜子は「民子のことはクラスメイトというだけでよく知らないし、民子も私のことなんかよく知らないくせに」と言うのでした。
そんなのはどうでもいいの
私とあんたは凹凸ピッタリなの。
そんだけがすべてじゃん
そう言う民子に、曜子は「自己中。」と言いながら帰ってしまいます。
民子はふふふと笑いながら曜子にちょっかいを出し続け、結局駅まで一緒に来てしまうのでした。
駅のホームではまたコーキが民子を待っていました。
民子が曜子を連れていることに気づき、三人で遊びに行こうと誘うコーキ。しかし民子はコーキに蹴りを入れ、一人で電車で帰ってしまいます。
残された曜子をコーキが見ていると「別に友達じゃないです」とつぶやく曜子。
しつこくからまれるだけ、と話す曜子に、コーキは以前民子が”男の人駄目だから”と言っていたことを思い出し「そういうことか…！」と勝手に曜子をライバル扱い。
結局、民子と曜子の名前を聞いたら明るい顔で帰っていってしまったコーキ。
電車が動き出してから、曜子は大きなため息をつくのでした。
一方、民子の家を訪ねていた刑事たち。
民子が学校から帰ってくると警察手帳を見せ、七子の自殺の件でと話し出すのでした。
七子が亡くなった8月31日に七子と会っていなかったか、と尋ねる刑事。
七子と会っていた時のことをあれこれ訪ねられ、民子は「私七子殺してませんから」と声を張ります。
七子の他殺を疑っているわけじゃないけれど…と刑事は言いますが、実は梨香が、民子が七子と会っていたことについて通報していたのでした。
七子が何か悩んでる様子はなかったか聞かれても「ないです」と答えて家に急いだ民子。
すると刑事は「お家の人は？」と聞きます。
民子はビクッとしながらも、母がいるが長い旅行に行っているからしばらく帰らないと答えるのでした。
民子が部屋に入った後、「臭うな」とつぶやく刑事。
刑事は民子が七子を殺したという意味ではなく、あの家が臭うと言います。
僅かだが嗅ぎ慣れた匂いだ
そうだあれは……
死臭。
夜。曜子は民子やコーキのことを思い出し、疲れたと感じていました。
でもあんなに人と関わったのって初めてかも…
民子の美しい笑顔を思い出しながらも、ブンブンと首を横に振ります。
眠れないと思っていた夜中の3時ごろ、ようやく曜子の母親が帰ってきたようでした。
酔っ払って帰り、台所で水を飲む母親。
曜子は母親に集金の知らせについて書かれた用紙を手渡すと、母親は「…ああ。」と言いながらお金を曜子に渡すのでした。
1ヶ月ぶりぐらいに母親と話した曜子。
眠れない夜はまだまだ続きました。
▼センコウガール全話ネタバレ▼
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センコウガール13話感想
グイグイと迫る民子やコーキに疲れてしまった曜子。
曜子は民子には「イミわかんない」と言いながら考えることをやめてしまっていましたが、久しぶりに人と大きく関わったようでしたね。
また、母親ともずっと話していなかったことがわかりました。
一方、七子のことについて警察に通報していた梨香。梨香は民子が七子を殺したのだと疑っているようでした。
しかし刑事が気づいたのは民子が七子を殺したかではなく、民子の家からにおう死臭。
母親のことを尋ねられたどたどしい口調になっていた民子に刑事は気づいたのでしょうか？また、民子がビクついてしまったのは母親と何かあったからなのでしょうか。
まとめ
「センコウガール」13話のネタバレを紹介しました。
漫画はネタバレだけでなく、ぜひ絵の方も合わせて楽しんでくださいね！
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